豪阿弥  2020年公募展出品情報 

​扇子は奈良時代から使われていたといわれ、今に継承され続けてきた伝統技術。

豪阿弥はそれを未来に引き継ぐ経済産業省によって指定された京扇子の伝統工芸士です。

先代からの伝統を受け継ぎながら、新たなアイデアを加え、次々と作品を発表し続けています。

 

~令和鉄扇~

令和2年 全国伝統的工芸品公募展に出展しました

便利や安価を求めるあまり『温故知新』『革新』という言葉が

味気のないものになっていませんか?

【令和鉄扇創造】

本作品は私の拘る『温故知新』であり長年課題としている環境問題、また、新型ウィルス蔓延によるwithコロナ時代を生き抜くアイテムの創造を念頭に置いたもの。

                              『温故知新』

たえず新アイテムの創造は古の知恵、技術をもとに進化し続けることであり時代背景に左右されながら生み出される革新。

                              『環境問題』

これは本作品だけでなく私の作る全製品に適用している事項で、フルメンテナンスを基本に環境問題に配慮した地球再生素材を使用。安価や便利を追求し続けた世の中で現代を生きる人々への警鐘であり未来世代への伝統工芸品京扇子ができる贈り物。地球温暖化がもたらすものは気候変動による天災だけでなく、そこから途上国の食糧不足にまで影響を及ぼすことを私たちは知らなければいけないし未来の世代に押し付けてはならない。これにこだわるからこそ従来のプラスチック要(かなめ)セルロイド要を廃止、鉄要を開発採用し要メンテナンスに関しては永年無料のサービスを行っている。

                『現代に寄り添うアイテムの創造』

安心安全を求めwith新型コロナ時代で生き抜くべく京扇子のできることを求め続けたからこそ完成したもの。

そこには古のアイテムである鉄扇があり古の知恵である抗菌技術柿渋塗布があり現代の先端技術抗菌抗ウィルス加工(神戸製鋼特許技術)があるからこそ完成出来た『温故知新作』である。

それは現代の生活様式はwithコロナだけではなく洋装文化へと変貌した現代で和装のイメージを払拭させるモダニズムへの挑戦も取り入れた。

よりスタイリッシュに、よりエレガントに。

コロナショックで外出が減り、おしゃれをする機会も少なくなってしまった今日だからこそ生活に潤いをという伝統工芸品のあるべき姿でおしゃれ意識を刺激する。

環境問題から現代の生活様式までも配慮したこだわりの逸品を創造

これが『令和鉄扇 ~plus α~』である。

                            京扇子作家 豪阿弥